シンガポールが世界競争力一位となったが・・・

シンガポールが世界競争力でアメリカを抜き世界1位になりました。

政治的に安定していて金融の市場開放が進んでいるためにASEAN諸国への資金供給基地として中国政府・投資家などが大規模な投資を展開していることが主要因です。

ただ、21歳以上の全国民が選挙権・被選挙権を持つ普通選挙制だが、政府による選挙干渉が日常化しており、野党候補を当選させた選挙区民は、徴税面、公団住宅の改装が後回しにされるなど、報復的な措置を受けることがある一党支配の独裁政権である。また監視カメラの多さや報道の自由が制約されるなど『明るい北朝鮮』と言われます。

さらに住居の7割が公団で、その運営は政府の管理下におかれて居住者は間接的に政府管理にあると言えます。ただ、家賃は安くて、修繕や住み替えなどもスムーズで居住者の満足度は高いので、公団に住む人が多いというカラクリもあります。

特にゴミの管理は徹底していて、町中にタバコの吸い殻もなく、カラスもネズミもいません。世界中の主要都市に行きましたが、カラスをみかけなかったのはシンガポールだけです。また、動物園のナイトサファリに行きましたが、特有の臭さもなく、夜だというに蚊もいませんでした。その清潔さには不気味な都市管理を感じます。

この管理国家が理論金融経済にのって世界の金融緩和マネーの受け皿となり東南アジアの成長を促しているために世界競争力が高いのです。

しかしシンガポールの平均年収は384万と高いですが、貧富の差が激しいです。

約10%の富裕層が富の大半を占めています。富裕層は10億マンションか郊外高級住宅街に住み、ランボギーニを乗り回しています。70%を占める中間層は公団に住みバスにのります。街で一番見かけるプリウスが1000万円するので買えないのです。

残り20%はトイレの清掃や空き缶を集めるリサイクルの仕事をしたり工事現場の日雇いですが、家賃が高いので部屋を借りることができずにホームレスか郊外のタコ部屋に住んでいます。夕方になるとトラックの後ろに数十人が乗った車が郊外に走る姿をたくさんみかけました。その一方でマリーナベイサンズの玄関前にはランボルギーニがズラリと並んでいます。

これらからするとシンガポールは確かに現在の世界競争力は1位でしょうが、現在の世界的金融緩和バブルがはじけると、大きく競争力が削がれると思います。世界的製造業が無いので金融バブルがはじけるとGDPは半減すると思います。

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